トゥルーバリュー(本社イリノイ州シカゴ、ホームセンターのボランタリ-・チェーン)の年次総会(True Value Reunion)が2月22日~24日まで、ジョージア州アトランタで催された。
その総会で、『トゥルーバリュー・スペシャルオーダーズ』と言う名称の新しいモービル・アプリケーションが発表された。
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「ここ1年以上の間に、我々の会員(ボランタリー・チェーン会員店舗)にしろ一般顧客にしろ、スマートフォンからの発注が急激に増えてきている。モービル・アプリケーションの改善は現在のマーケットを考えると至極当然なアクションである。」 と語るのはトゥルー・バリューの主席 IT 関連役員(Chief Information Officer)であるロザリー・ハーメンズ女史(Ms. Rosalee Hermens)だ。
「現在のマーケット(スマートフォンの需要と利用)では、モービル・アプリケーションのアップグレードをしていかなければ、マーケットから置いてきぼりにされてしまう。」とも語った。

今回発表されたトゥルー・バリューのモービル・アプリケーションの特徴は、
① アクセスの高速化 (ページ読み取りが早い)
② 商品探索機能の高速化 (探索の高速化)
③ 価格表示だけでなく、ボランタリー・チェーン会員店舗にはマージンも表示
④ 在庫の有無と数量、在庫商品の場所 (サプライヤー倉庫、配送センター)
⑤ 過去の発注履歴の表示
⑥ 注文商品のステータス・チェック
となる。
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実際に現在の日常生活ではスマートフォンの役割が非常に大きくなってきており、今後はさらに拡大されていくだろう。
アメリカでのスマートフォンの普及率は、2013年末でついに携帯電話所有者の過半数を超え、56%がスマートフォン所持利用者となっている。
(2012年度はスマートフォン所持利用者は、携帯電話所持者の35%だった。)

筆者もスマートフォンを使用しているが、デスクワーク以外の時のメール処理は全てスマートフォンで事が足りる。
以前と比べてボイス・レコグニション(音声認識システム)が高性能になってくれたため、日本語にしろ英語にしろ簡単にメール文章を作成でき、運転中でもメールの送信や返信が可能となっている。
(ちなみにカリフォルニア州では運転中のスマートフォン使用は罰金刑なので注意を。)

話しは戻るが、加えて年間世帯収入が$75,000ドル(約750万円)以上の、いわゆる一番商品購買活動が活発な世帯層の90%がスマートフォンを所持利用していると言う。

この状況を考えると、モービル・アプリケーションの充実は、小売業に取って必須条件となっていると言えるだろう。

(倉本)