ウォルマートの最新フォーマット店舗、『ウォルマート・トゥー・ゴー』が3月15日アーカンサス州ベントンビルについにオープンした。(正式グランドオープニングは3月19日)
2011年7月27日に「ウォルマート・エクスプレス」店舗をオープンして以来の新型フォーマットのテスト店舗となる。
ウォルマート社の言によるとこの『ウォルマート・トゥー・ゴー』はハイブリッド店舗で、
1. コンビニ
2. 食品スーパー
3. クイックサービス・レストラン
を融合した店舗フォーマットだと説明する。
店舗面積は2,500スクエアフィート(約232㎡=約70坪)で、従来型のコンビニおよび食品スーパーに加え、ベントンビル・ブッチャー&デリ社との共同により、店舗奥に作りたてのサンドイッチ、BBQビーフ、リブ、燻製チキンやサイドディッシュを対面販売することにより、クイックサービス・レストランとしている。
ドーナツ部門は日本にも進出している「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が担当し、周辺には炭酸飲料ステーション、ミルクセーキ、コーヒーやカプチーノを配置している。
店舗左側は食品スーパー部門で、他にもワインやビール、冷蔵・冷凍商品を販売。標準型食品スーパー同様、日用生活用品も販売している。
店舗外にはアメリカのコンビニ同様ガソリンも販売し、またイートイン用のテーブルと椅子も用意されている。
ウォルマートはこの『ウォルマート・トゥー・ゴー』フォーマット店舗により、ダラー・ジェネラルに占有されている「クイック・トリップ・マーケット」のシェア拡大を図る。
(倉本)