
ホームデポの2013年度第4四半期の営業成績および2013年度の年間営業成績が発表された。 (注: ホームデポの経営年度は2月1日~1月31日) 2013年度第4四半期は売り上げが3.0%の減。 しかしながら2013年度年間売り上げは5.4%増で、2013年度売上総額$788億1,200万ドル(約7兆8,812億円)、純利益$53億8,500万ドル(約5,385億円)と言う結果になった。 これは2012年度(2013年1月31日)と比べると、売り上げは5.43%増、純利益18.74%増となる。
ロウズの2013年度第4四半期の営業成績が、2月に発表された。 (注: ロウズの経営年度は2月1日から1月31日) ロウズの発表によると、第4四半期の売り上げは5.6%増(前年同時期)となった。 これはロウズのプロ業者への売り上げが増大した結果との分析となる。 これまでロウズはホームオーナーへの販売に加えて(ホームデポを競合相手として)特にプロ業者への販売に力を入れてきていたが、第4四半期の増収結果からさらにプロ業者へ力を入れ、通常のプロ業者向けの商品ラインに加えてプロ業者向けの核となる商品を増やす意向だ。 同社の主任顧客役員(Chief Customer Officer)であるグレッグ・ブリッジフォード氏(Mr. Greg Bridgeford)によると、「第4四半期の売り上げに関して、プロ業者商品である木材、資材、配管設備用品、電動工具、等の売り上げが非常に伸びた。」とのこと。
アメリカでのハードウェア・ストア第1号店は、1782年にマサチューセッツ州ウースター市に作られた、エルウッド・アダムス・ハードウェア店舗 (Elwood Adams Hardware Store) となる。 この店舗はダニエル・ワルド氏 (Mr. Daniel Waldo) とその息子により作られ、当初は農業耕作用具を中心に、釘や金槌等の大工用具を販売していた。 1831年に店舗は同市内で移転したが、現在でもマサチューセッツ州ウースター市に現存して営業をしているが、同店舗は1980年に、米国国家歴史登録材 (National Register of Historic Places) に認定された。
アメリカでの一番最初のハードウェア・メーカー (マニファクチャー = 製造業) は、1774年に、マサチューセッツ州ブリッジウォーター市に作られた、ザ・アメス・カンパニー (The Ames Co.) と言われている。 同社はジョン・アメス氏 (Mr. John Ames) によって作られた。 1774年と言うとアメリカ独立以前のイギリス植民地時代となる。 (アメリカ独立宣言1776年7月4日、パリ条約1783年) 当時農耕作その他に使用されていた金属製農耕具はイギリスからの輸入に頼っており、ジェネラル・マーチャント (植民地総合商社) によって管理・販売されていた。 当然のことながら高価 (イギリスの暴利!) なものであった。