食品スーパーのウェグマンズは店内処方箋・調剤部門をペット用へのサービス、特に犬と猫を中心としたペット処方箋調剤サービスへと拡大した。
人間用の処方箋調剤だけでなく、ペット用の処方箋調剤サービスも始め、またペット用のビタミンや栄養剤も豊富に取り扱うこととなった。
今回のウェグマンズの動きは、「ペットは家族の一員」と言うコンセプトを前面に押し出し(ペッツマートやペトコと同様コンセプト)、ネット上ウェグマンズでのアカウントにて、ペットを扶養家族(家族の一員)として登録できる形式にまでしている。

ペットも健康を害した場合は人間同様に獣医から必要な処方箋を処方される。
通常はその処方箋に沿って獣医の調剤部門から処方箋調剤を購入するが、アメリカではこれが非常に高額となっている。
ウェグマンズは「獣医よりも低価格で!」と言う低価格訴求によっても、ペット処方箋調剤の宣伝を行っている。

wegmans.pet.prescription

これはなるべくしてなって来たサービスであり、なぜかと言うと、

・ 全米の68%は何らかのペットを飼っている
・ その内の75%は犬、50%は猫を飼っている

単純計算をすると、全米の半数以上は犬をペットとして飼っており、1/3以上は猫を飼っている計算となる。
このことを考えれば当然ビジネスモデルとなるべきもので、一般ドラッグストアの盲点をウェグマンズが新規追求したものと言えよう。

(倉本)