マッケソン社 (McKesson Corporation) が 「成功するドラッグストア店舗」 はフロンド・エンド商品の売り上げを高めることが必要であり、そのためには 『4つのP』 が必須となると言う発表を行った。
(小売業全般に適用できるとも発表している。当然と言えば当然の原理だが、老舗マッケソン社に敬意を表して記事報告をすることにした。)
マッケソン社は1833年にニューヨークで創設され、現在本社をカリフォルニア州サンフランシスコに持ち、カナダ、フランス、ノルウェー、ニュージーランド、イギリスに支社を持つ、薬剤卸し、メディカル・サプライ、ヘルス・ケア・マネージメントの老舗企業となる。
そのマッケソン社によるとドラッグストア店舗がフロンド・エンド商品 (処方箋調剤薬以外の全ての商品。OTC も含む。) の売り上げを高めるために必要な 『4つのP』 とは、
① Product (商品)
② Placement (商品の店内配置位置)
③ Price (価格)
④ Promotion (販促)
となる。
またその 4つのP を基本として、9つの重要ポイントがあるとのことなので、併せて案内すると、
1) 顧客との信頼関係
2) 店内フロアプラン (商品配置場所) の重要性
3) 常に市場をリアルタイムで把握する (消費者のニーズの変化)
4) POS データの最大利用 (現状把握)
5) クロス MD の徹底
6) 提案型商品販売 (ソリューション・セリング)
7) 来店頻度を向上させる工夫
8) フレンドリーサービスの徹底
9) 店舗の定期的自己批評 (消費者目線から)
とのことだ。
繰り返しとはなるが、当然と言えば当然のポイントとなるため、それぞれの詳細説明はここでは差し控える。
詳細説明を希望する場合は、info@jamca.com 倉本までご連絡を。
(倉本)